社民党と共産党の「安全保障法制」の違憲発言
2017年 10月 19日
個別的自衛権と集団的自衛権とで重なっている(と解釈できる)部分があって、そこをカバーしたのが安保法制。
それを、今日のプライ・ムニュースに出演していた社民党と共産党の幹部は、「集団的自衛権は違憲」だと発言していた。「中曽根首相もそう言っていた」とか、「憲法学者もそう言っていた」とかのことも併せて主張してだ(いや、むしろ、「中曽根首相や憲法学者が違憲と言っていたのだから、違憲だ」と、理由づけに使用している感も)。
わかってないのか、わかっててごまかして言っているのか、2年前に制定された安全保障法制は、集団的自衛権を丸々行使する内容にはなっていない(3要件を満たすことが必要)。
だからさ、いつまでもさ、社民党と共産党は、法律を真摯に考えることができない政党だと思われるのだと思う。
「9条を守って国が滅ぶこと」を、憲法は望んではいないでしょう。そんな馬鹿な憲法はないわけですねぇ。自衛権を有していることは明らか。そして、自衛権の中には、個別的、集団的自衛権がある、、、。それぞれの単独の領域部分と、一部で重なっている部分がある、、そこをどうするかの問題が安保法制のテーマでしたね。、例えば「有事、米国人家族とともに日本人家族も、日本に乗船退避させるために、釜山港に向かう米国艦船を守ること」が、許されることか許されないことか、というようなことが議論されました。
やはり憲法には、はっきりと書いた方が良いのでしょう。憲法学者もそれを望むと思います。
ただ、違憲論者でも、善玉と悪玉がいますから、、要注意。
この違憲論者という言葉は、そのまま「改憲論者」という言葉に使用され得ますから、やはり「改憲論者」にも善玉と悪玉が存在することになります。
今朝のテレビ番組「正義のミカタ」は、国難を扱ったのですが、とても良かったですね。