滋賀で、嘉田知事がやろうとしていること -②- 。〔推定だけど、県民の財産よりも、自然保護を?〕

まあ、①に書いたことからも予測がつくと思いますが、この知事が、やろうとしていること、守ろうとしているものは、推定すると、「あるがままの自然を守ること」なのだろうねと思う。河川が氾濫するのなら、それもそれでよし、それが自然、、、そして、その自然を、県民の財産である、田畑や家屋よりも高いウェイトで、守る、、、というわけで、その「自然」の中には自然災害も含めているようなのだね。。

 だから、ダムを造らずに、「大雨時には、田んぼに水を溜める」という発想があり(あった)、「低い土地に家屋を持つ県民は、増改築時にはかさ上げをしておけ。しなければ罰金だ」という発想ができるのだと思う。。。まさに、「(もし)増改築時には…」などと、「あなた任せの発想」が100%であり、自分たち(県)が、いつまでに何かをどうしようというのでもない。それもこれも「自然任せ」というだけに見える。そもそも、大雨で水害が発生するのを田んぼに水を貯めることにより防ぐ、、なんていう考えはナンセンスではないのか??。水害って、田んぼに水が貯まることも含まれる概念だろうに、、と思う。河川が氾濫し、田んぼが冠水したときに、知事はテレビに出て胸を張って「わが県では、河川の氾濫が生じましたが、田んぼに水を貯めることにより、何も被害はなかったです。」って言えばいいさ。

 もちろん、これは「推定」なのであり、反証を挙げて、覆していただいてよいものだが、、、。
 でも、そうじゃないの? 

 滋賀民主は、どう思っているの? 反証、ある?  

 着工されていた新幹線駅の工事を中止させる理由にも、「自然破壊だから」というのがあったと思う。一番は、「もったいない」ということだったが。。。 でも跡地は、いまだ、自然回復もされないままで。。。。(代替策としての後継プランの推進も、全くする気がないようで、「やっぱり口ばかりなのか?」と呆れざるを得ない)。 工事を進めていれば、本来ならば、もうとっくに完成していた「工事期間」を超える長さの在任期間となっているのに、、、。 
 しかし、それでも、それはそれで「自然」というのか?


 ただね、、どうせ被害を受けるのは県民全体からすれば、ごく少数で、ほとんどの県民は、「自分は、被害を受けることがないから、どうでもいい」(知事にお任せ)、、って、とでも?。。。それが実態のように思う。

 新駅も、県民全体からすれば、「不要」とか答える数の方が多いのと同じだね。
 「対話の会」なんていうのも、単に知事にお任せで、しがみついているだけのように思える。「対話」は、それ自体では政策にはなり得ないことと思うよ。もう少しね、深くね、物ごとを考えてみるべきじゃないの?

 知事は、何かと言うとすぐ県民全体で議論を、、などというのだが、それがこの知事のやり方(被害を受ける少数である県民の声は、大多数の、それとは反する県民の声に、消されてしまう)のようで、また、最後は、民意だ、とか、「県民のせい」にもできるのだね。。一石二鳥というわけだ。

 市民を代表する、また、市民を守る責任ある立場である各市長さんたちとの話し合いはもちろん大事なことだ。衝突してては、基本的におかしい。KSat からみると、市長さん達の方が正しい。。

 「ダムを作らず、水害のときは、税金から(あるいは、税金でかけた保険金で?)見舞金を払う、という考え方?」、また、「ありのままの自然を優先して保護する、という考え方?」、、、そういう考え方は、これからの時代にマッチしているとでも言うのだろうか? (私には、くだんの新幹線新駅問題ブログで、「(水害時)保険金でお金を払うという考え方もあるのよっ。あなたなんか、何も知らないくせにっ。」と、私の発言に対して書き込んできた、嘉田氏を信奉するらしき女性らしき方の書き込みが、まだまだ脳裏をよぎる、、。あの書き込みだけは、忘れない、、、おそらく、一生忘れないと思う。。。)

 「治水条例」で守ろうとしている「モノ」が、県民・市民と、知事とでは、どうも違う、、、のではないのでしょうかねぇ。
 

 以下に、9月に、台風18号による大雨により氾濫した大戸川の流域の方の思いを伝えた読売新聞の記事のコピーを挙げる。

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大戸川氾濫の恐怖忘れまい」水害の爪痕記録集

〔写真なし〕


「水害への備えを絶えず意識しておく材料にしてほしい」と話す中村さん(大津市の自宅で)


 ダムの必要性を巡る激しい議論の末に建設計画が凍結された滋賀県の大戸川(だいどがわ)は、台風18号の豪雨で氾濫した。押し寄せる濁流で浸水した大津市上田上(かみたなかみ)地区に住む元高校教師の中村清史さん(63)は、その様子を災害当日から700枚の写真に収め、手作りの記録集にまとめた。胸に刻んだのは「百聞は一見にしかず」というほかない災害の実態。「今回の教訓を後世に引き継いでほしい」と願う。甚大な被害をもたらした台風18号の襲来から16日で1か月になる。(佐々木伶)


〔写真なし〕大戸川の氾濫で冠水した大津市上田上地区の荒戸橋付近(9月16日午前6時40分頃、中村さん撮影)


 大戸川は、瀬田川に合流する1級河川。1953年8月、集中豪雨による氾濫で44人が死亡し、その後堤防が補強されたが、流域人口が少ないため河川整備は後回しにされがちだったという。
 大津市は台風18号が接近した9月15日、昼過ぎから雨脚が強まり、夜は1時間に30ミリ超の豪雨に。16日午前5時過ぎ、気象庁が滋賀、京都、福井の3府県に特別警報を発令。同9時までの24時間雨量は観測史上最大の302・5ミリに達した。
 自治会長でもある中村さんが異変を知ったのは、住民から「大変なことになっている」と電話連絡を受けた午前6時過ぎ。近くの荒戸橋に駆け付けると、川はゴーゴーと音を上げ、土手があちこちでえぐられていた。あふれた水がバス会社の駐車場に押し寄せ、従業員たちが必死でバスを高台に移そうとしていた。
 「本当に上田上の光景なのか」。足が震え、ぼうぜんと濁流を見るしかなかった。人的被害はなかったが、同地区と、隣接する田上(たなかみ)地区の計31棟が浸水した。
 被害を目の当たりにするうち、思った。「水害の本当の怖さを、忘れてしまっていなかっただろうか」
 16日その日から愛用する小型デジタルカメラを持って地域を歩いた。泥水で湖のようになった田畑、路肩だけを残して大半がえぐられた道路、橋げたが流されて橋脚だけとなった橋……。20日までに撮影した写真は700枚を超えた。
 このうち78枚を選び、撮影時刻と説明文を添えて手作りの記録集(A4判12ページ)に仕上げた。近隣の郵便局や農協に置き、住民の目に触れるようにしている。
 国が大戸川に多目的ダムを造る構想を打ち出したのは78年。その後、公共事業への目線は次第に厳しくなり、国は2009年、淀川水系流域にあたる滋賀、京都、大阪、三重4府県知事の「優先順位は低い」とする白紙撤回要求を受けて凍結を決めた経緯がある。
 地元から抗議の声を上げたが、心のどこかで備えを他人任せにしてはいなかったか。そう自問する中村さんは「行政の動きとは別に、住民自身も防災意識を研ぎ澄ませておく必要がある。今回の災害で目を覚まされた思いだ」と静かに語る。

(2013年10月16日 読売新聞)

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この沖島のかつての小学校水泳場
の写真は、本文記事と関係ありません。
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(沖島小学校の旧水泳場(沖島西岸・瀬戸浦))
by KSatPhotos | 2013-10-16 23:28 | 新幹線新駅「南びわ湖駅」 | Comments(0)