東海道新幹線 滋賀 新駅問題 秘話 その10
2012年 08月 21日
「東近江」新駅であり、近江八幡市長を会長としたグループが推進主体である。他に東近江市長さんなども。当時の近江八幡市長は、川端何とか衛氏。現在の民主党衆議院議員で現総務大臣の川端達夫氏の兄である。
このグループは、栗東新駅よりも、「東近江」新駅を建設してほしいと要求していたのであり、嘉田知事の当選と、栗東新駅(南びわ湖駅)の工事中止となった事態を受けて、小躍りしたはずである(KSat の推定)。
しかし、その後、県が、じゃあ、東近江新駅を作ろうという機運に至るわけでもなく、まして、東近江駅構想は、既存の「米原駅」と直近な地理的位置になるので、そんな運動をいつまでも展開すること自体が、自分たちの立場の上で徳にはならないと考えられたのか、、更には、JR東海は南びわ湖駅が東海道新幹線で「最後の請願駅」であると言明していたしね、、。「東近江」新駅建設構想は、栗東新駅の建設中止が確定した後、後を追うように、ひっそりと終焉を迎えたようだ。
このように、湖南地区以外に新幹線新駅建設をもくろむ人間も、栗東新駅の建設中止を公約にした嘉田知事の当選に一役買ったのだね。そして、消えていった。
民意なんて、きっと、そんなものなのだね。
(2)「もったいない」という言葉。
嘉田知事は、「もったいない」という表現を得意げによく使ったが、「何が、何に対して、もったいない」というのか、明確には現していないと思う。。。
何でも「雰囲気」重視の、曖昧リーダーだからね、嘉田氏は。
KSat は、そのこと(「何が、何に対して、もったいない」というのか)を、かつていろいろと考えたのだが、結論は、「湖南地区に住む県民に、新幹線新駅は、もったいない」とか、、「湖南地区に住む県民のために、新幹線新駅の建設費を使うことが、もったいない」とか、そんなことなのだろうと思った。
失礼な、、だよ。
あ、そうだ、、、もし、また建設するというのなら、大津市内で新駅を作ればよいのでは?