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わが国と国民の平和と安全を「守る」ということ (7) -最近の雑感(その2)-

(16) 「戦争反対」等というプラカードを掲げて、国会前などでデモを続けている、「SEALDs」と「安保関連法案に反対するママの会」のこと

 今日(9月9日)のBSフジテレビの番組「プライムニュース」に、平和安全法案に反対する、「SEALDs」(自由と民主主義のための学生緊急行動)の中心メンバー諏訪原氏と、「安保関連法案に反対するママの会」の中心メンバー(発起人)西郷氏がLive出演していた。
 話題は、もちろん平和安全法案のこと。自民党からは武見参議院議員(自由民主党安全保障調査会副会長)が出演し、二人の反対理由などに対して答える立場。

 番組は2時間番組なので、かなり良く二人の考え、両団体の中身などがわかってよかったと思う。

 ただし、番組で披露されたのはあくまでも二人の個人としての考え方であり、例えば、両団体とも該団体組織内でこの平和安全法制案についての深い論議をしているのでもないらしく、一つの組織としての考え方が確立しているわけでもないようだ。
  SEALDsでは、かつての「全学連」のような「委員長」という立場のリーダーが存在しているわけではなく、ただ、20人ぐらいの副リーダーがいて活動(主としてデモ活動内容(デモに野党リーダーを呼ぶとか、芸能人や科学者に来てもらうとか、))を立案して進めているようだ。 だから、メンバーの構成員が何人いて、主要メンバー個々人のこの件についての考えや背景思想も知らないし(知ろうともしないし、知らせようともしないのだと思う)、運動の思想的には統率性のようなものがないみたいだった。
 「ママの会」は、4歳の我が子が「これからどうなるの? 戦争いやだ」というような発言をしたことがきっかけとなり会を発起したようであり、KSat は、会の発起に4歳児が関わっていることにびっくり。

 二人とも、有名国立大学を出ている方で、諏訪原氏は、教育学の大学院生。饒舌であり報道情報番組でコメンテイターなどもできそうな印象。 西郷氏はもともとは反原発の考えを持っている方のようで、この法案についてはあまり深く考えているわけではないようだった。

 ともあれ、ご両人とも、何万人とも十数万人とも言われるデモ隊のリーダーであり、番組で二人が話したことなどや、自民党武見参議院議員の対応などについて、以下に思ったことなどを書いてみる。

(1)「SEALDs」の諏訪原氏は、近時の国際情勢の変化(特に、中国の海洋進出脅威、北朝鮮の核ミサイル脅威など)については、そのようには(近時、国際情勢が変化したとは)さほど思っていないということのようだった。そのためか、「反対だけではなく、対応案は?」という問いには、「すべて、個別的自衛権で対応する」という話であり、それ以上の深い説明みたいなのはなかったと思う。つまり、民主党と同じような考えみたい。
で、必ずしも「戦争反対」ということとは結びつかず、なんか中途半端な感じを受けただけだった。「戦争反対」というのなら、個別的自衛権の行使すら反対というのではないかとKSat なんかは思うのだが、どうも個別的自衛権の行使は良いみたいなのだね。
 そんなことであれば、KSat なんかは、「個別的自衛権で対応する」といっても、このブログでも書いてきたように、いくつかの考え方のパターンがあると思うのだが、氏が言うのは、多分、最も単純な、従来からあると解される「個別的な自衛権」であるようであり、総理が示した模型で言えば、「我が家に、現に火がつきそうなときに(我が家を守る)消火活動をする」ということだね。燃えている隣家の離れの消火は、我が家に近くても決してしないというわけだ。まあ、今までの日米安保だけでよいということだと思う。なんだ、日米安保は反対ではないのか? とKSat、心に思う。。。

 「すべて、個別的自衛権で対応する」といっても、いくつかのパターンがあると思うと上に書いたが、そのパターンとは、以下の①〜③のようなもので、これは、KSatなりに考えたもの。

① 純粋な「個別的自衛権」(集団的自衛権とダブる部分については、含まれな い)だが、日本の軍事力は、現状レベルを維持する。

② 純粋な「個別的自衛権」(集団的自衛権とダブる部分については、含まれない)だが、日本の軍事力は、現状レベルからより強大化し、米国の軍事力レベルと同等レベルの自国軍事力を持つ。すなわち、例えば、「日米で共同構築するミサイル迎撃システム」と同様の規模・機能を有するミサイル迎撃システムを「日本国自衛隊の自前システム」として構築する。

③ 「個別的自衛権」として、純粋な「個別的自衛権」に加えて、集団的自衛権とダブる部分についても含めて位置づけ、その上で、「すべて個別的自衛権」で対応する。

 ①は、その1でも書いているように、現在の国際情勢の変化に適合しておらず、②は個別的自衛権の行使可能範囲が結果的に非常に大きくなるものだが、米軍並みの軍事力を持つなどのことは、それこそ考えるべきことではないのではないか?、③は個別的自衛権の範囲を解釈の上で拡大していくことになるが、それは、それこそ問題だろう、、、と、KSatは考える。
 いずれにしても、「個別的自衛権でいけばよい」というの考えは、「戦争反対」という主張と結びつくのか? と感じた。

 ともあれ、単なるイベント実行委員会的なノリでの集まりのような感じであり、「SEALDs」自体の主張もないようであり、この烏合の衆たる集団の意見を聞く、容れるということ自体がムリのように思った。

 番組の司会者は、政党としての活動をする気はないのか? などと、何とか通常の意見集団としての活動に関して水を向けるのだが、氏の考えでは、そんな方向はなく、ただただ、「政党なり、芸能人なり、学者なり、を今の自分たちの活動の上で利用するんだ、、」ということだ。

 まさにイベントみたい、、なのだね。政党4党の党首、脳科学者、音楽家、、、みんなこの団体に呼ばれて国会議事堂前に出かけたみたいだ。その裏は、呼んだ側も、呼ばれた側も、みんなが「それぞれ互いに利用している」というような、そんな風に感じた。

 ただ、せめてデモに参加する中高年の方は、どのような考えであっても良いが、この法案の立法趣旨や本案の中身のことなど理解をした上で、意思の表明行動をしてほしい。

 そうでなければ、中高年の方たちも利用されているだけだ、、、、いや、、、それでも良いのか? みんなが相互利用なのか?、、。

(2)「ママの会」は、戦争になると、原子力発電所に攻撃をされるだろうから、子供たちのことを思うと、「戦争反対」という意見のようだった。
 そうならば、某国のミサイル攻撃などに適切・確実に迎撃できるシステムを構築して有効に機能できるように法整備をしておくことの方がきっと有効なことなのに、、、とKSatは思った。
 
 いずれにしても、この方は、「9条教」というか、、、そういう「9条信仰」(9条さえ守っていれば、日本は平和だと信じている信仰)の方と思われた。もちろん、こういう方の意見の通りに国家が動いていけば、いつか国はなくなるのだろう。

(3)武見参議院議員は、お二人に対して、とても丁寧に説明されていたのが印象的だった。
 「日本は、「民主主義国家」でない」とでも言いたげな若いお二人に、そうではないことを優しい態度で説明していたと思う。
 そう自民党は、「自由民主党」なんだから、、ね、、自由と民主主義を第一にしているんだ、、。そして、「SEALDs」は、「自由と民主主義のための学生緊急行動」の略なのなら、わかるよねぇ、自由も民主主義もないと思われる近隣の国がもたらしている国際情勢の変化というものが、、。
 
 若者二人が、武見参議院議員と話してみて、なんだか目からウロコだ、、、かのような表情をしていたのが印象的だった。

(17) 某テレビ局の解説委員の態度に苦情だ、、

 某テレビ局とは、国営放送とも言われたりすることもある局のことである。
 昨日(9月11日)の放送の番組中で、「安全平和法制」の新三要件での第一要件に規定されている「……国民の生命、自由及び幸福追求の権利が、根底から覆される明白な危険があること」との条文表現に関して、「明白な危険がある」とか、「根底から覆される」とかの表現が、「幅があるから明確でない」と発言していた。
 特に、同法案の解説を行う趣旨の番組でもない(週末金曜日の番組であり、「来週の予定」などをアナウンスするコーナーだった。来週参議院の採決が予定されているとのアナウンスだったのよ)のに、、、そんなことを断言する解説委員は、立場や時期をわきまえてほしいと思うのだ。
 もう何ヶ月もこのことについて解説委員として接しているだろうに、。。。
 「幅」があることは当然のことだよ、、、幅どころか、 「面積がある」というような概念であるとさえ思うよ。。。
 そうした「幅」は、単に「危険がある」とか、単に「覆される」という程度のものを除外する意味で規定されているものであって、幅があるのは仕方のないことなのだよ。

 そうしたことは、もう、何ヶ月もこのことに接していると思われる解説委員たる職種の方には、わかってもらわないといけないことなのよ。。そして、強いて言えば、「定義がはっきりとしない」というべきことであって、「幅があるから明確でない」という問題ではないのだ。。で、定義は、その言葉通りなのだよね。。

(18) ホンマに、民主党って、、

 以前にも書いているが、KSat は元民主党員だった。民社党/新進党時代からなのだが、今はもちろん党員ではなく、今や、KSatにとり、民主党は、心底、支持することができない政党になった。目が黒いうちは、国政選挙、地方選挙のいずれでも、生涯投票をしないと誓っているんだね。
 
 さて、今日(9月13日)のテレビ番組(上記の国営放送というか、、、)で、民主党岡田代表が出演しているが、「あらゆる手段を使ってでも、廃案に追い込む」だってサ。。
 国民の命と財産を守る平和安全法案を、廃案にしてどうするの? まんで平和ボケの野党って、、どうしようもないなぁと思った。 

 誰かが、例えば、北の核ミサイルの攻撃から東京、大阪などの大都市や、日本を守ってくれると言うのだろうか?
 もし、守りきれなかった場合には、「政府のせいだ」とか言うんじゃないの?

 ともあれ、今回の参議院採決のときは、「牛歩戦術」でも使ってくるのかしらん? 珍しい光景が見られるかもねぇ。

(19) 片や、共産党って、、、やはり、、対話もできないかも、、

 前項で書いた9月13日のテレビ番組に、共産党の志位委員長も出演していた。やはり、この党は恐ろしいな、、という印象を認識させられた。
 自衛隊幕僚長が訪米したときの議事録のような資料らしいのだが、そこには、「日米の安全保障法案の成立時期」についての米側質問に対して「夏頃と考える」と答えたと書かれているとのこと。 共産党の志位委員長は、その記載を、成立時期を「夏頃に成立させると、米側に約束しているものだ」ととらえて、それをけしからんと主張しているのだ。

 KSat は、思わず、テレビに向かい、「そんなん、おかしいやん、、。 約束しているなんてことはないよ」っと言ってしまった。 
 何なんだろう、、、どう考えても、その記述自体、「約束している」なんていう解釈はできないだろうし、「そもそも約束できる立場の人物でない」ことは誰だってわかるはずだ(おそらく小学校高学年以上ならば、わかる)。そうした立場の人間は、また、発言には細心の注意を払うものだしねぇ。

 委員長の発言はとても理解できないものなのだが、、、その発言をする委員長の表情たるは、、、とても恐いような、、、と言うか、対話なんてできない感じで、、、、。 改めて共産主義のリーダーの本質、、、というようなものを感じた。。 とにかくすごい。。。いやぁ、なんかすごい。。。  
 
 この法案は、このような成立過程において、前項の民主党、本項の共産党と、、、まさに、想定されている反日の周辺国と戦っている感さえあるのだね。(どの党がどの国かってのも結構イメージできるのだが、ここでは書きません。)
 頑張れ、日本!!、頑張れ、日本!!。。。 

(20) 近時の国際情勢の変化に、「個別的自衛権」で対抗するということは、、、

 近時の国際情勢の変化に、「個別的自衛権」で対抗するということは、それこそ、我が国固有の軍事力を高める必要性を招くのであり、「戦争反対」ということとは相反することだと思うよ。。。

 ものごとを良く考える人には、このことは理解できることだと思う。

(21) デモ隊中に、不穏なことを叫ぶアジテータがいるらしい、、、

 社会的地位のある学者が重大テロ行動になるようなことをアジっているようだ。  本当なのだろうか? たぶんある程度は事実なのだろうが、、(公序良俗に反するなどの諸理由からか、テレビ・ニュースでは取り上げられていないようだ)。 ウーン、、なんと言うか。。。 
 
 そのデモ行動に絡んできた政党関係者や文化人は、そうしたアジ行為を多少は抑制すべきだと思う。 
 もし、その行動に賛同できないというような意見であれば、早々に表明すべきだと思う。 そうした意見表明もできずにどうする? それとも賛同するのか? そうしたテロ的行動と一緒にされたらたまらんだろうに、、と思う。 たとえ、結果的にはそのことが実行されずともである。 特に、あらゆる手段を使って、、などと発言した政党の関係者などは抑制すべきではないのか?

 中高年者も、そうしたことに同調できないなら、早々に離脱すべきだと思う。。。
 何が、自由だ、民主主義だと言うのか。 もちろん、憲法の遵守もないではないか?  
 
(22) 参議院での審議も、ヤマ場を超えたようだ。 いよいよ採決近しでいいのだろうね、、。

 本日(9月15日)は、中央公聴会が開催され、6人の有識者が自身の意見を述べた。
 テレビニュースで流された内容を基に、かいつまんで内容を書くと、だいたい以下のような内容(意見の一部しかもともと放送されていないので、あくまでも概略的な内容と思いますが)。

 賛成の意見を述べた公述人の意見は、「自衛のための行動が、他衛にもなることがあったとしても、憲法は自衛として認めると解し、合憲と考える。そもそも国、国民を守ることができなければ、憲法を守ることもできない。」というような内容。 ちゃんと、国と国民の安全の実現と憲法のことも考えており、説得力のある意見だったと思う。

 反対の意見を述べた公述人の意見は、最高裁の元判事が「内閣法制局は十分に合憲・違憲の検討をしていない。最高裁では違憲とされる可能性がある。」というような内容、慶応大学名誉教授が「法案は違憲。この法案を通したら、他のどんな違憲法案も通るようになりかねず、廃案」というような内容、SEALDsの代表奥田愛基氏は、「この状況(国会周辺のデモ?)を作らせているのは与党のせい。自民党は、総選挙時には「平和安全法制」を、公約・争点としてほとんど扱っていない。総理の説明(模型を使った説明のことらしい)を聞いても良くわからず、この法案に若者・国民は不安だ、国民は賛成してはいない。法案は違憲であり、必要なら改憲が先だ。」といったような極めて無難かつ表面的な内容。

 結局、反対という意見は、安全法制案自体の立法趣旨や内容とリンクして考察された理由に基づくものではなく、ただ単に「違憲、わからない」というようなことに基づくものであり、特別に考慮されるべきものでもなく、容れられるものではないなと感じた。 奥田愛基氏の意見は、なんとなく、違憲らしくてわからないから反対という国民の意見を代表して、ごく無難なことを述べた感じ。学生で時間があるのだろうから、デモに費やした時間があったのなら、もっと自らこの法案について勉強をしたらよかったのにね、と思った。
 
 いずれにしても、もう争点もないとみてよいようだから、参議院の採決は近日に行われることでよい、、と感じた。 また、一部の安全平和指向の野党との法案修正調整もすんだようであり、その点でも審議の余地は尽きたということだろう。 廃案指向の野党とは調整など不可能なのだからねぇ。。。

 最近、連日、北のミサイル発射の準備に関するニュースがある。来月の党行事に合わせて発射されるのではないかとの観測もあり、法の整備は急ぐに超したことはない。

(23) ニュースキャスターの一言的発言の功罪、、。

 今日(9月15日)は、久しぶりに地デジ放送局の夜11時台のニュース番組を見た。 読売テレビの”ZERO”である。
 で、男女キャスターがニュースのテーマが変わる合間に、分別くさくかつ深刻そうな顔をして、一言二言漏らす「総括的コメント」に苦言を言いたい。

 次の2点である。まず、「ホルムズ海峡での機雷掃海作業」のこと。二つ目は、「日本人が乗っていない米軍艦船の防護」のことである。

 ① ホルムズ海峡に出向いての機雷除去の掃海作業について
   一つ目は、安倍総理が、「ホルムズ海峡に、現実に、自衛隊が出向いて機雷除去の掃海作業をすることは、想定していない。」という趣旨のことを説明したらしいのだが、このことを捉えて、女性キャスターがまじめな顔をして、「安倍総理が後退した」と言い、総理の説明がその場その場で変わるかのようなことをコメントしたことである。 
 これを聞いた時には、何でそのような解説コメントになるの? と心底、びっくりした。 新三要件を満たす「例」としては、何ら除外したわけではないと思うのに。 今すぐに、自衛隊が出動するなんてことは、新三要件を満たした状況が現にない限りは、ないのよ。。。 それだけのことだ。。別に「後退した」わけではない。
 おそらく、維新の党との修正調整協議の過程で、「地球の裏側まで行くのか?」議論の一環ででてきた話しだと思うのだが、、、現実に、「今行くなんて想定していない」というだけのことであって、それは 新三要件を満たしている状況が生じていないからだ。 しかし、「例」としては、一つの想定事案になることには変わりないのだね。 ことさら、「後退した」、、「説明が変わった」なんてことはないのだよ。

 どうしてこんなことがわからないのかなぁ? と思うのだが、、、ともあれ、言わせたのは番組のプロデューサーなのか? 視聴者は、キャスターの一言一言には、敏感にいつも耳をとがらせていることを肝に銘じてほしい。 
 
 ②日本人が乗っていない米軍艦船の防護について
 二つ目は、男性のメインキャスターの「日本人が乗っていない米軍艦船も防護できる」との説明に関して、当初の説明内容から変わったから、「はっきりしない」とか、「曖昧だ」とか言って、「法案が、よくわからない」とコメントしたことだ。
 確かに、本来は、乗ってない場合を防護するものではないのだが、じゃあ、例えば、乗せるために航行していく場合は、どうするか? というような問題だね。  本記事のひとつ前の記事(その1)の項目中で書いていると思うのだが、やはり乗せていない場合も防護することはできる(場合がある)と捉えるべきだと思う。 そんなに簡単に「説明が変わった」とかを理由にして、「立法の可否まで」を問うようなマターではないと思うよ。

 具体的な例を挙げて考えると、いろいろな想定ができるので、シロクロつけて全て言い切ることは至難なことだと思うしね。
 いずれにしても、このようなこと(日本人乗船の有無のこと)で、「はっきりしない」とか、「曖昧だ」とか、「法案が、よくわからない」とか、キャスターが総括的コメントをすることは不適切と思う。 コメントは要らないし、コメントするなら 「よく(説明は)理解できました。」でよいと思う。キャスターなんだしねぇ。

 思うに、一つのことを説明しても、相手はわからないという。それに対して、言葉を多少変えて、本質は同じことなのだが、もう一度同じマターに関して説明する。すると相手は、「今度は、説明が変わった」、「説明がぶれた」、「前と違う」というようなことを言う。  こうしたことは、問題を浮き立たせる利点もあると思うが、本質さえ明確にできれば、あとはほどほどの議論でよいと思うよ。。。 それこそ、付帯決議というような形でも良いと思うわけだ。

(24) バリケートを作って、審議の進行を遅らせるのかしら、、。

 なんだかそんな予想があるようだ。 「憲法を守れ」とか言いながら抵抗するのだと思うけど。
 それにしても、草案はGHQから渡されて出来た現日本国憲法だと思うけど、マッカーサーも"えっ、まだ、そんなことまでして守ってくれているの?”って、「びっくり」だろうと思う。。。

(25) 参議院特別委員会で可決された、、。

 委員長の不信任動議などもあったが、無事に特別委員会で可決された。

 委員長不信任動議提出について、民主党の福山委員がした長時間の趣旨説明の弁論をリアルタイムで全部聞いたが、しょせん、我が国・国民の安全と平和を守るための法整備ということについてのツメができていないので、審議不足などの主張の説得力が乏しく、なんとも、、、、力不足。
 審議不十分と主張する理由として、まさに前記(23)で書いた①のホルムズ海峡の機雷掃海、②の米艦船防護、に関する総理・与党側の説明が二転三転しているから、「曖昧だ」、、なんて主張するんだけど、前記(23)で書いた通りだよ。 いずれも合理的に考えればよいことだし、最新の答弁なりが最終見解と考えればよいと思うよ。 

 民主党大塚議員による「委員長不信任動議」の賛成討論では、大塚議員は、同ホルムズ海峡での機雷掃海作業について、安倍総理が実際には「想定していない」と説明したこと(前記(23))を捉えて、「実際には想定していないと言うのなら、「立法事実がなくなった」ということだ。立法する必要なし。。審議不十分。」などと主張したが、特別に、「(今すぐ掃海作業に行くことは)想定していない」と言ったからという理由を挙げて立法事実がなくなったということには、ムリがあると思うよ。 正しい思考法なのだろうか?

 どうも民主党の言うことは、道理に合わない、スジが違う、、というのが、第三者としてのKSat の感想だ。 頭がコチンコチンに固いがに。

 もう少し真摯に法案を検討なされたら、それなりに流れも変わるのかもしれないのに、スジが悪いとしか思えない、、、。。。それでも、スジの悪い論理であっても展開して、少しでも自党の支持率・人気・次の選挙での得票率を上げようというのか、、、。
 まあ、仕方がないのか、、、ネ、。 それなりの対案を出した上で、「考え方としてこっちが良い」とか主張すれば、まだ良いのにねぇ。。。
 だって、「平和安全法案が必要」という国民が優に過半数を超えているんだから。。 
 つまり、国民の過半数は「廃案では、ダメ」ということなんだよ。。。
 デモ隊の主張・プラカードに惑わされすぎなんじゃないのかな?
 
(26) 参議院本会議で可決された、、。

 無事に成立。
 これで、我が国、国民の安全と平和が守られる。
 我が国をはじめ、どこの国も安全と平和を維持できますように。








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by KSatPhotos | 2015-09-19 02:36 | KSat のそこまで言って委員会 | Comments(0)

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